今月のピックアップ「わたしのつぶやき」
前号で、幼少期に遊びに行った場所を書いたが、その中でも一際記憶に残っている船橋ヘルスセンター、
そんな夢のような船橋ヘルスセンターだったが、後に閉場したことを知る。
在は日本で最大級の商業複合施設ららぽーとTOKYOU-BAYになっているらしい。
そんな幼少期を過ごしていたときに、私にとっては大きな出来事が起こった。
父親の転勤で、岡山に引っ越すことになったのである。
引っ越し先は連島の川鉄団地。後に玉島長尾への引越が決まっていたこともあり、そこからバスで玉島長尾小学校へ通学するのが1年近く続いた。
元々引っ込み思案だったことと言葉の違い、バス通学していることでしばらく友達が出来ない。
何とかなじもうと岡山弁を一生懸命覚えようとしたが、アクセントの違いをからかわれ、よけいしゃべりにくくなり、友達の輪の中に入れない。
そんなときに事件が起こる。当時同じ団地で一緒だった友達と川へ魚釣りに行こうと二人で歩いていたところ、見知らぬおじさんが声をかけてきて、友達を連れてどこかへ行ってしまったのである。「すぐ戻ってくるからここで待ってて」おじさんの言うとおりに素直に二時間近く待っていた私。おかしいと気づくまでにそれからしばらくかかった。
ずっと待ち続けている私のところに母親といなくなった友達の母親が血相を変えてやってきたからである。・・・・・次号へ続く。