今月のピックアップ「わたしのつぶやき」
前号では倉敷の設計事務所へ勤めていた頃の遊びを書いたがその続き。冬場といえばもっぱらスキー。
当時流行っていた「私をスキーに連れて行って」のように、車にスキー板を積んでエンジンをかける。
「ブオーン」とエンジン音が響く。
すかさずカセット(時代を感じます)を入れるとユーミンの「サーフ天国、スキー天国」の軽快な音楽が響き、はやる心を刺激する。
映画のなかで、スキー場に向かう登り坂でスタッドレスを履いたカローラⅡが、スタックしてチェーンを巻くシーンがあるが、そのなかのセリフで 「所詮4駆の敵じゃないよね」 というのがあり、当時そのセリフを見た私は、「やっぱり雪道は四駆がいいんだ!」と強く印象づけられた。
それからというもの、車を買い換えるときの基準はまず、四駆であることが第一条件となり今はレガシィで落ち着いている。
しばらく走ってスキー場が近くなり雪が路面に積もっている状態になると、おもむろに車を止めドアを開けて雪をチェックする。
「凍ってるね」と言うセリフ、まねをしたなー。いっいかん、つい懐かしい思い出に浸ってしまった...。次号へ続く。