今月のピックアップ「家庭介護のアドバイス」
■記憶障害への対応
・刺激のある一日の生活を工夫する。
・記憶しておく事への工夫をする。
たとえば大きなカレンダーを目に触れるところに貼り、日にち曜日など確認しやすくします。
また、予定などを書き込むようにし、一緒に折に触れ確認するとよいでしょう。
季節感のある話題の会話をする、記憶ノートを活用するなども対策として有効です。
■固執への対応
・忍耐を持って接しましょう。
■見当識障害による不安への対応
・受容していることを表現するために相づちを打ったり、頷いたり、言葉を繰り返しながら本人の話を聞きましょう。
感情を正確に把握して、たとえば「今○○だから怒っているのね」「心配なのね」といった具合に言葉で返します。
・怒ったり叱責したりしない
・穏やかだが、刺激のある生活を支援する。
楽しく、人と接するような環境、役割をもてる環境を作る。
・心地よい生活空間を工夫する。