認知症 ワンポイントアドバイス
- 「食器棚」
- 「食器」
- 「お湯をわかす・使う」
- 「お茶を入れる」
食器を置く場所ごとに整理用のシールを貼り、ものの場所を決めると、見つけやすくなります。
よく使うものだけを選び、手の届きやすい場所におくと出し入れがしやすくなります。
食器棚の引き戸やガラス戸が使いづらい場合は、 扉を外して使う方法もあります。
また、扉のないオープンな棚を食器棚代わりにしている人もいます。
いつも使っている食器は、馴染みや愛着があるものです。色や形の違うものに変えると、違和感を
おぼえたり戸惑うことがあります。
お湯が沸くとスイッチが自動的に切れる電気ポットは、火を使わないので手軽に使えます。
やかんに似たような形をしている電気ポットもあります。コンロに近い場所に置くと、
つい、火にかけてしまいたくなるかもしれません。朝、1日分のお湯を沸かして魔法瓶に移しておくと、
いちいちお湯を沸かす手間がなくなります。
ティーバッグを使いづらいと感じたときには、茶葉と急須という昔ながらの方法がしっくりすることも
あります。容器から茶葉やコーヒーなどを取り分けづらい場合は、あらかじめ
1回分ずつを計って小分けにしておくと、手間取らずにすむかもしれません。
次号に続く。 出典元・・・イーローゴ・ネット